クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第1番 デイヴィス(76)

2010.12.05 (Sun)
デイヴィスBPOシベ1425
デイヴィス/ボストン交響楽団(76、PHILIPS)はともすれば野卑になるこの曲を
巧みなコントロールで仕上げる。
録音はアナログながら安定したバランス。
第1楽章はジェントルで明快な表現。感情の振幅は一定の範囲で収まる。
第2楽章のアンダンテは深い表現がこの初期の交響曲に陰影を与える。
第3楽章は慌てず騒がず。
終楽章は中盤からテンポを落とし雄大な表現を作ったかと思うと
今度は性急な流れを作るなど劇性を出す。
全般に突き抜けるものがないとは言えこの曲の粗雑さを中和している点も見逃せない。

11:15  9:14  5:25  13:10   計 39:04
演奏  A   録音 90点

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