クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第4番 トスカニーニ(40)

2010.10.14 (Thu)
トスカニーニシベ4
トスカニーニ/?(40、Music&Arts)は、オケの表記もなく録音も悪い。
トスカニーニとシベリウスは同時代を生き、このイタリア人指揮者は
このフィンランド人作曲家の管弦楽曲をしばしば取り上げていたようだが、
交響曲は第2番とこの4番のみ。この選曲が面白い。
一番分かりやすい曲と一番晦渋な曲。
録音はラッカー盤から起こしたものでチリチリノイズが激しい。
そのノイズを頭で除去すればデットだが案外聴ける。しかし一般には薦められない。

第1楽章を聴くとオーケストラの技量は確かで引き締まった音楽が流れているのが分かる。
第2楽章も楽譜をスパッと音にした風情。何も足さない何も引かない、だ。
第3楽章も淡々と音楽は続くがとりつく島がないわけではない。ほのかな歌心は隠せない。
速い流れでの弦のメロディは素晴らしい。
終楽章も10分かけてしっかり明快な音楽を刻むが、案外抒情的な側面も見せる。
トスカニーニが剛直一辺倒でないことが分かる。
全体としてきりりと引き締まり時折ロマンをのぞかせる演奏方針は素敵だが・・・音が悪い。

9:05  4:39  8:14  10:04   計 32:08
演奏  (A)   録音 65点

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