クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第2番 セル(64)

2010.10.04 (Mon)
セルRCOシベ2
セル/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(64,PHILIPS)は珍しいコンビの録音。
セルの個性よりもこのオーケストラも音をシベリウスでも確認することになる。
絶叫はせずに包容力ある響き。
セルとしてはこの曲は有名な70年来日時のライブ録音があるが、
シベリウスの正規録音ほとんどないのではないか。
録音は本拠地で豊かな音場、ヒスは残るが聴きやすい。
第1楽章の出だしを聴くとコンセルトヘボウ特有の弾力性のある包み込むような弦が心地よい。
第2楽章もテンポは速めなのに温もりを感じるのはオケと録音のせい。
第3楽章もオーケストラの音色に聴き惚れてしまう。どこまで行っても余裕のある音。
第4楽章はセルの踏み込む足音?や唸り声が聴こえる。時に歌い込む。
セルは隠れロマンティストだと思うがちらほらそんな側面が聴こえる。
しかし、オケのスケールがそのような必死さを包み隠してしまう。
最後はテンポをぐっと落とし壮大に感動的に締める。

9:21  12:39  5:43  13:40  計 41:23
演奏  A   録音 86点

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