クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第3番 ラトル(85)

2010.09.15 (Wed)
ラトルシベ23
ラトル/バーミンガム市交響楽団(85、EMI)は全集の一環だが
この地味な曲にも手を抜くことなくこの交響曲を立派に丁寧に仕上げる。
こうした点は才能あるバーンスタインが若いころの粗っぽい仕事の散見に比べると
ずっと真面目。もちろん、ラトルのシベリウスに対する思い入れもあるのだろう。
録音はバターワースホールで拡がりのある良い音。
第1楽章はリズム感を伴った力強い演奏。
第2楽章は一転寂しげな風情を醸し出す。
もっとコテコテな表情をつけるかと思いきや過剰な表現は避ける。
終楽章はインテンポでなかなか迫力がある。バーミンガムの金管は図太く豪快。
北欧の演奏に比べるとずっとスケールの大きな演奏になっている。
それがこの曲にとってどうなのかはともかく。

10:33  9:43  8:18   計 28:34
演奏  A   録音 91点

コメント


管理者のみに表示

トラックバック