クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第1番 バルビローリ(66)

2010.07.25 (Sun)
バルビシベ1
バルビローリ/ハレ管弦楽団(66、EMI)は曲と指揮者の相乗効果でかなり濃厚。
だが、ずオケが薄い響きで今一つちぐはぐな印象。
録音はキングスウェイホールでヒスも目立たずヌケは悪くないが、
近接で低域が軽く小粒な印象。
第1楽章冒頭のクラリネットソロは比較的淡泊だが主題に入るとバルビ節となる。
粘るメロディでねっとり進行。これは好き嫌いの問題なのだが、ただでさえ
身もだえする曲をこのようにやられると少し辟易。
第2楽章もこの路線が継承される。ゆったりしたテンポで綿々と歌う。
(バルビも一緒に唸っている)しかし、スケールが大きく響かないのは
オケなのか録音なのか?響きが昔の日本のオケみたいで潤いがない。
そうした中で北欧の嵐が時に聴こえる。
第3楽章も野卑にならず無骨ながら歌うところがこの指揮者らしい。
終楽章は遅い。このテンポにオケが持ちこたえられずもさもさした雰囲気。
音楽の朗々とした歌が聞こえてこない。

12:07  10:23  5:38  13:41   計 41:49
演奏  B+   録音 85点

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