クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第6番 マゼール(68)

2010.07.20 (Tue)
マゼールシベ全
マゼール/ウィーンPO(68、DECCA)も個性的な6番だが、曲の許容範囲を超えた
表現も目立つ。古典派的潔癖さをもちこもうとして24分という保有盤最速。
録音はソフィエンザールで響きは少なく明快だが
このころになると音の溶け合いも考慮したミキシング。
第1楽章は木管・弦など個々のパーツやフレーズがくっきり浮沈する。
第2楽章は4分という異常な短さ(通常は6分前後)。音が現代音楽のようにスパスパ切れる。
これは面食らう。前の音が終わらないうちに次の音がどんどんなだれ込む。
第3楽章も目もくらむ凄いスピード。
終楽章も勢いがあるが前2楽章のテンポに慣らされている。
硬質なティンパニが気持ちいい。中間部はテンポを落としかわいい表情。
しかしまたしてもせわしない動き。テンポの変転に聴き手は戸惑う。

8:24  4:03  3:02  8:42   計 24:11
演奏  A-   録音 87点

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