クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第5番 ラトル(81)

2010.07.17 (Sat)
ラトルシベ5PO
ラトル/フィルハーモニアO(81、EMI)は87年盤に比べるとよりストレート。
80年にすでにバーミンガム市響の主席に就任しているがフィルハーモニアはプロとして
76年にデビューしたオーケストラなのでこちらも見知らぬ相手というわけではない。
録音はアビーロードスタジオのためやや浅い音。シベリウスなのでまあよし。
同じラトルでも87年盤の方がスケール感がある。
第1楽章はゆっくり丁寧な出だし。87年盤のような積極的な演出は見られず
素直にこの曲を爽やかに再現。
第2楽章も可愛らしい表情付けはあるがほんのりとしたもの。
終楽章はフィルハーモニアのホルン群が頑張る。重厚な響きと落ち着いた進行は
20代らしからぬ指揮ぶり。やはり才能ある指揮者なんだと感じる。
後年の録音が才気煥発に過ぎると感じられる人はこちらを推すだろう。
ただ、本場物のシベリウスを味わいたければ別にチョイスはある。

13:46  8:30  9:22   計 31:38
演奏  A   録音 87点

コメント


管理者のみに表示

トラックバック