クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第5番 ロジェストヴェンスキー(73)

2010.07.13 (Tue)
ロジェストヴェンスキーシベ全
ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(73、VENEZIA)は
全集中ロジェヴェンが一番自分を出したシベリウス。
録音はメロディア音源らしく全奏でつぶれまくる。
そんなこと気にしていてはメロディアは聴けない。
第1楽章はそれぞれのパートを丁寧かつ明確に吹奏。普段は聴けない音型が浮かび上がる。
事実上のスケルツォのアレグロ・モデラートに移行すると急に軍隊が侵攻する。
ラッパとティンパニが豪快に鳴る。密やかな弦との異常な対比感。終結は唖然の大吹奏。
第2楽章はほんとはいらなかったのかもしれない。おとなしく7分半弱で終了。
金管が入るといてもたってもいられなくなり、ついぶちかましてしまう。
サイレンに共鳴し、大きな遠吠えするワンちゃんみたいな条件反射。
終楽章は凄いスピードだが、なんといっても特徴的なのは1:15から始まる
2分音符の金管のモチーフの吹奏。そもそもトランペットで奏でられるこの音が不思議な音
(ホルンとトロンボーン?)でスタッカートで短く切られる。
しかも右と中央で遠近法で木霊して鳴る面白さ。
ラガルメンテ・アッサイに入るとトランペットとトロンボーンが大爆奏。
出ましたスクリャービン!
そう、いつまにか作曲者が変わっている。とにかく楽しい演奏だ。

13:24  7:24  8:08   計 28:56
演奏  爆   録音 85点

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