クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第5番 デイヴィス(75)

2010.06.29 (Tue)
デイヴィスbsoシベ57
デイヴィス/ボストン交響楽団(75、PHILIPS)は華麗な音の饗宴(とくにブラス)。
録音はボストンの本拠地で温かみと厚みのある良好なアナログ音。
第1楽章冒頭の金管の吹奏の安定感がよい。夜が明けると開放的に豪快な音響が鳴る。
その後もティンパニは雷鳴のように轟き巨大な音響が押しては引く。
各フレーズはギュッと絞られ粘性を帯びる独自なもの。
終結に来ると自慢のブラス群の咆哮が凄過ぎて威圧的。
第2楽章も実力抜群のオケが余裕で奏でる。落ち着いた歌。
終楽章は保有盤最速ペース。にもかかわらずボストンは乱れを見せずたたみこむ。
「ラルガメンテ・アッサイ(十分にたっぷり)」の終結に来るとまたもや
ボストンのブラスの噴水。過ぎ去る音響的な快感。内的な充実は後年の演奏が上。

14:56  9:02  8:01   計 31:59
演奏  A-   録音 88点

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