クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第2番 チェリビダッケ(65)

2010.06.08 (Tue)
チェリシベ2
チェリビダッケ/オスロ放送管弦楽団(65、LivingStage)はDGから出ている
スェーデン放送交響楽団と同じ音源と思われる。
最初は?だが終楽章にいたるとチェリを聴いた満足感に浸る。
もともとシベリウスとは離れると思っていたので気にならない。
録音はステレオとの記載だがモノラルのライブ録音。遠めのマスで低域の量感など望むべくも
ないがもともとは放送音源だろうから録音状態は決して悪くない。
第1楽章のテンポはさほど遅くないが粘りつくような歌い回しは明らかにチェリ。
オケが今一つ指揮者の棒について行ってないもどかしさがあり、かなりの熱演だが
意図の徹底が弱いように感じる。
第2楽章は16分!バーンスタインの18分には負けるが、最晩年の演奏であったなら
いい勝負だろう。内容は淡々とした遅さに時折チェリの唸り声とともに大波が寄せる。
第3楽章は一転普通のテンポに戻る。
終楽章は面白い。弦は粘り腰、大らかに盛り上げる金管と強く歌う飛び出す木管が特色。
チェリの面目躍如はピアノから徐々に盛り上がり豪快に主題再現にいたるくだり。
これは熱い。
朗々と高らかにうたう金管に打ち込まれるティンパニ。
表情付けがほんとに劇的で緩急・強弱が極めて効果的。ブラスの大吹奏で大団円。

10:14  16:00  5:48  14:16   計 46:18
演奏  チェリ   録音 80点

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