クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第1番 サラステ(93)

2010.05.17 (Mon)
サラステシベ1
サラステ/フィンランド放送交響楽団(93、FINLANDIA)は以前さらりと聴き流した時は
まあさっぱりと思ったが、ヘッドフォンで真剣に?聴いたら気合いの入った演奏に驚いた。
録音はサンクトペテルブルグでのライブらしい音。分離や低域はいまいちだが雰囲気あり。
第1楽章は内面になにか渦巻いているような不気味さを持った演奏。
やはりライブだからなのか気配に異様感がある。
第2楽章もなにか思いつめたような表情は変わらない。
楽章終盤の粘りある歌と迫力は鬱っぷんが爆発するよう。
第3楽章もライブっぽい。速い演奏でティンパニなど少し落ちる場面もあるほどだが、
トリオ後のティンパニのたたきは激しい。
終楽章へは前楽章の興奮をそのままに持ち込むべくアタッカで入る。推進力とキレがある。
一途に突進する。
終結のヴォリューム感は録音含めてほかにも演奏はあるがこの演奏は粗削りな率直感がいい。

10:41  8:53  4:59  12:18   計 36:51
演奏  A+   録音 90点

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