クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第1番 ブロムシュテット(95)

2010.05.13 (Thu)
ブロムシュテットシベ17
ブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団(95、DECCA)は国籍にかかわらない音楽。
この交響曲に明るく爽やかという異分子を持ち込んだ。
録音はデイヴィスシンフォニーホールで広大ではないがヌケよく明瞭。低弦はブースト感あり。
第1楽章は予想通りすっきりした透明感のある音響の中で強めの打楽器やヴォリュームの
ある金管をが逞しさを演出。音が立体的に聞こえる。単に楽譜をなぞっているだけでなく
タメや歌もあるところが素晴らしい。
第2楽章も結構表情は濃いが粘着質にならず明るく爽やか。これはオケなのか、録音なのか。
第3楽章は弾むリズムにティンパニの強打、やわらかいトリオ、とコロコロ変わる表情が面白い。
終楽章は抉りが深いがやはり情念的には何か吹っ切れている。
後半の低弦のゴーッと言う音や金管の唸りは凄い。
しかし心のそこまでドロドロベタベタではない。
エアロビクスのように常に笑顔と軽やかさを忘れないでいましょう。
結構激しい運動なのにそれが出来るのは基礎体力が備わっているから。
豪快な迫力の終結は音響的に圧倒される。

11:27  9:47  5:10  13:08   計 39:32
演奏  A   録音 92点

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