クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第7番 アブラヴァネル(77)

2010.03.23 (Tue)
アブラヴァネルシベ567
アブラヴァネル/ユタ交響楽団(77、VANGUARD)は70年代に完成させた全集からの1枚。
録音はアナログで近接的な音がするが響きもある(残響付加?)。
低域は薄い。弦の左右は明確に分離。
冒頭は1音1音確かめるような上昇。その後は粘らずさっぱりした表情。爽やかですらある。
どの楽器も持続音では全般的にヴィヴラートが多いのでややスイートでメロウで
ノスタルジックな雰囲気。しかし、軽さもあるのでもたれたりしつこくなることがない。
チャーミングなフルートや木管が美しいのはこのシリーズの特色。
編成が小さいのか室内楽的な響きで個々のパートがよくわかる。
終結部も壮大というよりは抑制されている。
幻想的にムードには乏しいが軽やかな7番で好感は持てる。

21:16
演奏  A-   録音 87点

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