クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第3番 ブロムシュテッド(93)

2010.03.14 (Sun)
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ブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団(89、DECCA)は明るい。
オケの機能は高いがややもてあましている。
録音はデイヴィスシンフォニーホールで立体的で良い音。
第1楽章はウキウキ開始。思わずプロコフィエフの組曲「冬のかがり火」の
第一曲目「出発」を思い出してしまった。子供たちがキャンプファイヤーに
出発するため汽車に乗る、そのワクワク感を見事にあらわした曲。
この曲の完成は1950年だから1907年完成のシベリウスの交響曲が印象に残っていた?
と思わせる。出だしは明るく明快。ところが第2主題に入ると密やかに歌う。
第2楽章は非常に丁寧。よく歌う。この人はもっと淡白かと思ったが品格を崩さない
範囲で実はよく歌って表情をつけ工夫をしている。
この楽章の後半はティンパニの合いの手も入りしっかりした歩み。
第3楽章はやや平凡、というか指揮者がどのようにこの曲を位置づけるかが
不明確なまま振っているような。

10:11  10:19  8:44   計 29:14
演奏  A 録音 94点

コメント

No title
第2楽章はかなり聴かせるのですが
第3楽章が退屈です。
第3の評価が上がらないのは第3楽章のせいかもしれませんね。

ブロムシュテットは良い指揮者だと思うのですが
シベリウスではやはりベルグルンドの方が良い気がします。
No title
ブロムシュテットのシベリウス。
もっともアメリカンなオケと組んで
成し遂げたシベリウスの交響曲全集は
独自の世界ですね。
いわゆる本場ものとは全く違う面白さを
持ってはいると思います。

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