クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第6番 ロジェストヴェンスキー(73)

2010.03.07 (Sun)
ロジェストヴェンスキーシベ全
ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(73,Venizia)はロシアンシベリウス。
このコンビのセンスと曲との間の乖離が全集中最もあるかもしれない。
しかし、いい加減に流しているわけではない。
録音はメロディア特有のクールでフォルテで混濁ダンゴ状態になる。
モスクワ音楽院大ホール?か豊かな響き。
第1楽章のテンポは意外にも保有盤で最も時間をかける。
かすれたような弦の音は独特でややささくれ立った面もあるが、ビロードの弦とは別の魅力。
弦と木管で音楽が鳴っている時は美しいが、金管はロシアンブラスで相当違和感がある。
打楽器が加わるとさらに爆となる。
第2楽章、第3楽章も曲本来の美しい部分と轟音の対比が強烈。
終楽章は弦が思いを込めて訴える。その後はほかの演奏とはまるで違う次元。
ここまでブラスが炸裂するとほかの楽器も負けられない。真剣勝負でフォルテを競う。
終結は加速しながら悲壮感を有する。

9:47  4:39  3:45  9:21   計 27:32
演奏  剛B+    録音 85点

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