クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第2番 ヴォルメル(07)

2010.03.06 (Sat)
ヴォルメルシベ27
ヴォルメル/アデレード交響楽団(07,ABC)はショップでのジャケ買い。
氷雪原に立つ一本の霧氷のついた木、青空、そこにあたる日射し。
厳冬の凍てつく寒さでなく、ほんのり温かみを感じる穏やかな寒さ。
聴いてみるとこの印象が演奏に見事にあてはまっている。
エストニアのタリン生まれ(1962年)のヴォルメルとはトゥービンの交響曲全集で出会った。
その時の印象は悪くないがこのシベリウスはさらに良い。
アデレード交響楽団もほとんど知らないが誠実な演奏で弦が美しい。
録音はオーストラリア南部、アデレードのタウンホール。響きは美しく柔らかい。
第1楽章から優しい音楽。
第2楽章のフォルテも危険を感じることはない。
後半2楽章もド迫力はなく温和で音楽を慈しむ。何とも言えない幸福感。
素敵なホールトーンが包み込む。
血気盛んな年頃はこの演奏では満足できないだろうが、
この第2番で心を癒してくれる演奏は少ない。

8:59  14:36  5:46  13:13   計 42:34
演奏  A+癒    録音 94点

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