クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューマン 交響曲第4番 ジンマン(03)

2010.01.23 (Sat)
ジンマンシューマン
ジンマン/チューリッヒ・トーンハレO(03、BMG)は独特で躍動感に満ちている。
ブライトコプフ新全集版使用との事だがどこまでがその楽譜でどこまでがジンマンの処理なのか。
録音はトーンハレで残響ほどよく豊かでマス中心。くっきり感はもう一歩。
第1楽章は10分を切る快速でかつ随所に即興的な装飾や強弱のピリオド的処理が
見られかなり独特な演奏。シューマンの秘めた情念などは綺麗さっぱり洗い流しているが
新鮮であることは確か。重々しい演奏が多い中アンチテーゼのように響く。
リズムは前のめりでスフォルツァンドは多用され
意識的な表情付けに相当違和感を持っても不思議でない。
第2楽章もそそくさ速い。ヴァイオリンの独奏もやつれたような音で喜びが感じられない。
第3楽章まで来ると慣れか手の内も読めてくる。
終楽章は思ったほどのワクワクする感じがない。
ジンマンは好きだし無茶苦茶個性的な演奏だが、この演奏が感動に結びつくといわれると
正直答えに窮する。

9:45  3:43  5:46  8:02   計 27:16
演奏  B+   録音 90点

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