クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューマン 交響曲第2番 スウィトナー(87)

2010.01.15 (Fri)
スイトナー23
スウィトナー/ベルリンシュターツカペレ(87、DENON)は指揮者が第2番はシューマンの
白眉と称したということで入念かつ意欲的に奏されている。
録音は東ベルリンのイエス・キリスト教会で美しくややくすんだ響きを纏う。
カラヤン/ベルリンフィルが録音に使っていた西ベルリンのイエス・キリスト教会も
素晴らしいがこちらもよい。
第1楽章はほの暗い情念をたたえて始まるが重くならないのこの指揮者らしく
古典的なバランスを失わない。とはいえよく聞くとアクセントや加速のつけ方など
なかなか意志的な面も見せる。
第2楽章は速い。美しい響きのためシルクのようだがこのパッセージは大変だ。
トリオの優雅さとの対比間は素晴らしい。
第3楽章は9分そこそこの演奏で速いほうだがキリスト教会の響きが夢見るような美しさ。
終楽章も7分台で速い。前へ前へあおるような進行もあるくらい躍動する。
ベートーベンのような意思的な表情と歓喜に満ちている。終結のティンパニの強打も印象的。

12:47  6:33  9:07  7:42   計 36:09
演奏  A   録音 91点

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