クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューマン 交響曲第3番 バティス(98)

2010.01.06 (Wed)
バティスシューマン
バティス/メキシコ州立交響楽団(98、LUZAM)は骨太で大雑把な演奏。
但し、個人的にはもっと徹底してはじけて欲しかった。中途半端な印象。
録音は全体に音が丸くこもっている。マストーンというより強音で歪むやや雑な録音という感じ。
第1楽章は9分そこそこといつもながら速いが、せっかちな印象はない。
但し、平均的に速く音楽の抑揚がない。終結部はそれなりに熱を帯びるが、
バティスなら「それなりに」でなく血の出るような瞬間を見せて欲しい。
第2楽章も大づかみの、よく言えば健康的な演奏。
第3楽章は3:41と大体5分前後かける演奏が多い中でダントツに速い。
フレーズ間の休止、息継ぎがことごとく切り詰められ別の音楽になっている。
第4楽章は静謐、荘厳さよりも骨太で逞しさがにじむ。
終楽章は、前半はまともな展開。終結に向けて期待するが煮えきらず終わる。
バティスならもっと出来る!

9:02  6:00  3:41  5:51  5:46   計 30:20
演奏  B+   録音 85点

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