クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューマン 交響曲第4番 フランツ(97?)

2009.11.10 (Tue)
シューマン4フランツ
フランツ/フィルハーモニー・デア・ナツィオーネン(97?、Membran)はロマンの香りを
漂わせなかなかの拾い物(クアドロマニアの激安の一枚)。
殆ど検索に引っかからずあまり聴かれていないのだろうが、ブラインドで聴いたら
よい評価が多いのでは。但し、一生懸命の演奏スタイルは古いといわれるかも。
録音はこのコンビの自主制作盤音源からでライブ。いつもながら残響の多いホールで
低域がやや軽いがこの曲ではそれほど違和感なく録音の鮮度もあり良好。
第1楽章からなかなかスケールの大きい音楽を展開。よく歌いそして流れも悪くない。
第2楽章は豊かなホールトーンを活かして夢を見るが、
第3楽章はそれに輪をかけたようにゆっくり展開する。
第4楽章に突入するまでの序奏を極めて遅くとりオケの限界まで引き伸ばす。苦しそう。
終楽章に突入すると活力ある展開でかなり意思的な表情が注ぎ込まれる。
コロコロ変わるテンポや強引な歌いまわしに辟易するかどうかはこのコンビの演奏に
慣れているかどうかだろう。バーンスタインの晩年の思いを引き継ぎ結成された
この若者主体のオケはがんばっているし、指揮者のロマン的性向はこの曲にあっている。
私は好意的に聴いた。

11:19   4:50  7:23   9:19   計 32:51
演奏  A   録音 90点

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