クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューマン 交響曲第4番 テンシュテット(80)

2009.11.08 (Sun)
テンシュテットシューマン4
テンシュテット/ベルリンフィル(80、EMI)はやや大味だがスケールの大きな演奏。
録音はベルリンのフィルハーモニー。豊かで明快な響きだが低域が軽いのはEMIの特色。
第1楽章冒頭の一音から重いものを背負っっている。「生き生き」とした主部に入ってからも
重圧感はある。ベルリンの重厚な弦のせいかもしれない。時々金管が浪々と合いの手を
加えるところなどもベルリンらしいし、テンシュテットの意思を感じる。
歌うべきところはぐっといく。充実した音楽。
第2楽章も軽みよりも濃厚。繊細な美しさは今ひとつか。
第3楽章は録音のためややドロンコ状態になった弦が分厚くアクセントを刻む。
終楽章の序奏は一音一音置くような弦の表情が印象的。輝かしいトランペットの合図で
巨大な全体像が現れる。やや粘り気味の表情とテンポでがっちり進む。
リピート省略があるので演奏時間は短く表記されるが実際のテンポは安定的。
時にこの指揮者らしいロマンティックなためを作る。終結はベルリンが煙を撒き散らし疾走。

11:09  4:45  5:43  7:56   計 29:33
演奏  A-  録音 90点

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