クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブルックナー 交響曲第7番 マタチッチ(67)

2007.04.27 (Fri)
マタチッチ/チェコPO(67)は録音も含めすばらしい。
名盤として評価が高いがそれなりのことはある。
第5番に見られたような快速で自在な表現とはまた別なゆったりした息づかい
(これが7番では大事!)が広大なスケール感を持つ録音によって捉えられている。
テンポはインテンポではその緩急は非常に自然で強引なところはない。
第1楽章は25小節でホルンの先導が聞き取れるがこれは旧慣例処理。
第2楽章は漆黒の深い谷にゆっくり浮遊しながら落ちていくような感じ。
スケルツォもマタチッチの5番と違い運動性はそれほど強くない。
7番の場合3・4楽章が軽いのでここであまり浮き足立たないほうがよいのだろう。
しかし音の立体感やメリハリは効いている。
終楽章に至るまで低重心の渋くふくよかで輝かしい音は続く。

21:32  23:56  10:41  12:44  計68:53
演奏  A+  録音 92点

コメント

No title
久しぶりに聴きましたが、やはり良いですね。
曲を逸脱するところが皆無で安心して身を委ねられます。
曲の良さが素直に伝わってくる名演でした。
No title
この録音はプラハ、芸術家の家ですが
ここでのチェコの弦の美音はまさに
ヒーリングといったところですね。

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