2022.06.20 (Mon)

バーンスタイン/ニューヨークフィル(67、SONY)は彼としては凡打。
バーンスタイン(1918~90)唯一の「ペール・ギュント」。
人気指揮者として売れるからということから気乗りしない通俗曲を
録音しなければならないことはあろう。
そんな時でも何らかの発見をさせてくれることがあるのがバーンスタイン。
しかしここではダルな仕事に終わっている。
(LP盤で併録のA面「カルメン」組曲のほうが面白い)
アンサンブルも雑。田舎の二流オケの演奏に聞こえる。
これはいかん。

録音はエイヴェリー・フィッシャーホール(旧名)でのセッション。

ここの音響の悪さが足を引っ張る。雰囲気のないややデットな音場。
伸びや爽やかさに欠けるのが残念。
3:45 4:51 3:32 2:28 4:08 4:34 2:58 5:34 計 31:50
演奏 B 録音 85点