fc2ブログ

クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

グリーグ 「ペール・ギュント」組曲 カラヤン (71) 

2022.06.19 (Sun)
karajan grieg peer gynt 1971
カラヤン/ベルリンフィル(71、DG)はクールビューティー。

カラヤン(1908~89)60代前半の全盛期の演奏。
karajan 1971
10年後の演奏よりキレ良く積極的な表現。
カラヤンお得意のレガート奏法や「オーゼの死」「イングリッドの嘆き」での
激しい慟哭など満載。「山の魔王の宮殿」などアッチェレ気味で迫力満点。
またティンパニの粒立ちもカラヤン好み(ティーリヒン?フォーグラー?)。
一方録音会場の特性もせいもあるが「朝」の清らかさなど清涼感は
こちらのほうが上だ。「ソルヴェイグの歌」の弦の切ない表情など抜群。
各曲ごとにメリハリをつけ、通俗曲でもしっかり手を抜かないプロの仕事。

録音はベルリン・イエスキリスト教会でのセッション。
Berlin, Jesus-Christus-Kirche
Berlin, Jesus-Christus-Kirche2
この教会特有の冷気を含んだ澄んだ空間の音が曲にマッチしている。
やや弦は硬調な面もあるが筋肉質。

4:00  4:48  3:47  2:08  4:56  4:41  2:44  6:16   計 33:20
演奏   S   録音  88点

コメント

No title
こんばんは。
カラヤンの「ペール・ギュント」は3種類とも所有しています。中でもこの71年盤は、自分のおこづかいで買った初めてのクラシック音楽のレコードだったので、思い出深いです。「カルメン&アルルの女」との2枚組LPでした。
演奏はカラヤンらしい演出巧者なもの。オケのうまさと合わせ、有無を言わせない説得力があります。

管理者のみに表示

トラックバック