クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブラームス 交響曲第4番 ザンデルリンク(72)

2008.08.09 (Sat)
ザンデルリンク/ドレスデン・シュターツカペレ(72)は彼の最初の録音だが
安心してお勧めできる盤の最有力候補ではないか。
録音は35年以上前だが優秀で音響バランスも最適。とにかくオケの響きがぴったりだ。
しっとりした弦に包容力ある金管、そして結構目立つ木管が独特の哀愁をかもし出す。
最初から最後までテンポはゆったり自然。インテンポというわけでなく一定の範囲で変化するが、
揺れるという感じではなく安定的に移行する。
曲の終結ではテンポを落とししっかりと終わる。
劇的とまではいえないが無表情でなくしっとりとした感情の高ぶりはある。慎ましい。
ほとんど文句のつけようのない盤。

13:02  11:42  6:18  10:47   計 41:49
演奏  A  録音 87点




コメント

名盤
とにかく、オケの音色がまったく違いますね。
美しいのですが、煌びやかというよりは「底光り」する感じ。
すばらしい迫力ですが、メタリックさは皆無
ボディブローのように腹に効いてきます。
管楽器の鮮明さも特筆すべきです!
これは指揮・オケ・録音の三拍子揃った稀有な名盤です!
No title
ザンデリリンクのブラームスは
後にベルリン交響楽団と再録した全集の
評判が高いかもしれませんが
個人的にはこちらの旧全集の方が(録音も含めて)好きです。

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