クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ストラヴィンスキー 火の鳥 P・ヤルヴィ(02)

2008.03.05 (Wed)
パーヴォ・ヤルヴィ/シンシナティ交響楽団(2002)はパーヴォにふさわしい曲(1919組曲)。
ペトルーシュカと一気に2日間で録音。
オハイオのホールの音響はやさしい音がして美しく幻想的。
イントロダクションはもっと遅く表情をつけながら歌うかと思いきや割りと爽快に行く。
「王女たちのロンド」は予想通り美しさのきわみ。
夢幻の世界だがべったりとした甘すぎの音にならないのがパーヴォの理性。
続く「カスチェイの踊り」は磨かれた迫力が聞かれるがやや予定調和的。
もっと静と動の対比をリスクテイクしてもできるようになれば心に迫るようになるのだが。
洗練された美しさだけでは人は感動しない。
押さえ切れない情熱があることで両者が互いに引き立つ。
「子守唄」と「フィナーレ」の関係も上記と同様のことが言える。
私はこの曲ではパパのネーメに軍配。

3:01 1:29  4:59  4:03  3:28  3:05   計 20:05
演奏  A- 録音 92点

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