クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ベートーヴェン 交響曲第7番 バーンスタイン(64)

2017.04.07 (Fri)
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バーンスタイン/ニューヨークフィル(64、SONY)は低弦重量級。
バーンスタインのNYPとの二回目の録音。
テンポは安定している上に両端楽章のリピートを実施したために42分と
旧録音に比べ4分長くなった。

そしてこの演奏を特徴づけるのがニューヨークのコントラバスだ。
このオケの低弦は強力でこの曲ではヴァイオリンよりもこちらの音が
右からガンガン飛び込む。
ずっとザクザクゴーゴー鳴るのでドスの効いた音楽に成っている。

ただ、それゆえにリズムの祭典的なこの曲の本来的な溌剌感が
喪失してしまったうらみも。
バーンスタインの弾ける演奏を知っているものとして不思議な演奏。
第4楽章も遅いうえに反復実行で勢いが殺がれる。
オケは豪快に鳴っているが燃焼不足。
バーンスタイン的なドラマティックな展開を期待すると外れる。

録音はニューヨーク・マンハッタンセンターでのセッション。
響きが多くスケールが大きいが、ベートーヴェンにしては肥大化している。

14:30  9:03  9:27  9:03   計 42:03
演奏    重A-     録音   88点

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