クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ベートーヴェン 交響曲第8番 ノリントン(86)

2017.03.07 (Tue)
ノリントン28
ノリントン/ロンドン・クラシカルプレイヤーズ(86、Virgin)は実にチャーミング。
カラヤンなどとは正反対の演奏。

このノリントンの1回目のベト全の中では当時の彼の方向性にフィットした曲。
センス良く全く力みが無く飄々と再現。
Norrington-Roger.jpg
ベートーヴェンもいつもしかめっ面をしていたわけではない。新たな一面を発見。
単にピリオド再現しましたというのでなく、
よく考えられていて時折の表情の変化も楽しい。

第1楽章はノリがよくポップな感じ。ティンパニの軽い音が合いの手。
第2楽章はほんとに愛らしく微笑ましい。
第3楽章もユーモラスでお茶目。
終楽章も威圧感ゼロ。音圧を敢えて抑制して密やかな進行を愉しむ。
室内楽的ともいえる。このベートーヴェンなら夏でも聴ける。
高原

録音はアビーロードスタジオ1でのセッション。
柔らかく軽い音がよく捉えられている。
ともすると刺激的なピリオドの音がうまい具合丸くなる。

8:50  3:54  5:40  7:03   計 25:27
演奏     飄S   録音  92点

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