クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブラームス ピアノ四重奏曲第1番(ピアノ連弾版) マティース&ケーン(98)

2017.02.18 (Sat)
マティース&ケーンpq1
マティース(p)&ケーン(p)(98、NAXOS)は作曲者自身の編曲によるピアノ連弾版。
なんというかピアノ四重奏曲をピアノ連弾曲に編曲する意味合いがなかなか難しい。
大編成のものを小さくした場合、演奏における実用上の理由や
聞き手側にしてみれば透ける構造による発見という面白さがある。
ということでナクソスのこのシリーズは結構好き。

しかしここではもともとが室内楽。
しかも単純に言えばピアノ1人は重なっているので、
残り1人のピアノが弦楽3人を受け持つ構図。
原曲との違和感が少ないとはいえるのだが、ピアノの音色が重複感。
これだったら、あと2人足してピアノ四重奏で演奏してほしくなる。
ということで原曲の良さを見直すことになった。

もちろん、マティースとケーンはここでも誠実に仕事に取り組んでいて
好感が持てる。
(↓Haus der Klaviere Gottschlingサイトから二人の近影)
Christian Köhn

録音はハイデルベルク・クララ・ヴィーク大講堂でのセッション。
明確にピアノを捉えた録音。会場の響きは自然に入り綺麗。

14:47  8:30  10:06  8:57   計 42:20
演奏   惜    録音  92点

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