クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 ボザール・トリオ(73)

2017.02.07 (Tue)
ボザールトリオトランプラー
ボザール・トリオ+トランプラー(Va)(73、PHILIPS)はストレートな再現。
ボザールトリオはどんな曲を演奏しても抒情に溺れず力強く弾き切る印象。
もう少しデリケートな味わいがあってもいいのではないかと感じたりもするが、
一定の範囲を逸脱しない水準があるのも確か。

結成時のメンバーは、メナヘム・プレスラー(P), ダニエル・ギレ(Vn),
バーナード・グリーンハウス(Vc)の3人。
ヴァイオリンは、イシドア・コーエン(1968年~)、イダ・カヴァフィアン(1992年~)、
ユンウク・キム(1998年~)、ダニエル・ホープ(2002年~)へと交代し、
チェロは、ピーター・ワイリー(1987年~)、アントニオ・メネセス(1998年~)と交代をした。

ピアノのプレスラーのみ交代することなく、この三重奏の軸となっている。
この演奏のヴァイオリンはコーエン、チェロはグリーンハウス。
このメンバーでの録音が一番多かったのではないか。
ここではこのトリオにヴィオラのトランプラーが加わり四重奏にしている。

演奏は全編速めのテンポで表情の溜めは少なく直裁な感じ。
ウジウジしないカチッとしたブラームスで終楽章は勢いがある。
主導はピアノのプレスラーではないかと思うが明快なタッチ。
無神経に出しゃばることが無いのはもうこのトリオの息があっているから。

録音はスイス・ラ・ショー=ド=フォン(La Chaux-de-Fonds)シアターでの
アナログ・セッション。
La Chaux de Fonds
比較的近接して録られている。
この会場の響きは綺麗だが、ホールトーンは多くない。
いつもながらの安定した音。個人的にはもう少し柔らかい音が好き。

13:10  8:34  9:39  7:58   計  39:21
演奏   A-   録音  89点

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