クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番 B・ベルマン(89)

2017.01.14 (Sat)
CHAN8791.jpg
ベルマン(p)/N・ヤルヴィ/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(89、CHANDOS)は
荒れ感がよい。

冒頭のオケを3強音を聴いたとき、不良系の音だったのでスコティッシュ・ナショナル管だと
思っていた。しかし気づくとRCO。
指揮者があのマイルドなオケにわざわざ乱暴な音を出させている。
そしてピアノはしっかり強い音でそれに対抗。テンポは悠然としており速くない。

第2楽章も斜に構えたピアノをぐっとオケが受け止める。

第3楽章もオケは鋭さとスケールを保持。一方ピアノが一歩もひけをとらない。
逞しい打鍵。堂々とした終結。

ボリス・ベルマン(Boris Berman, 1948年~)はモスクワ生まれモスクワ音楽院で
レフ・オボーリンに師事した。ソ連時代はチェンバリストとして歩みを始めたが
1973年イスラエルに移住しピアニストとして活動。現在は米国在住。
ボリスベルマン
プロコフィエフが得意らしく各地で演奏して回っている。
この演奏を聴いていても全く臆するところがない。

録音はコンセルトヘボウ本拠地でのセッション。
この会場の広さを感じるが、同時にフィリップスと違うシャンドスらしい高域の華やかさ
を持つ。ピアノはしっかり録られるがオケは少しフォーカスが甘い。

7:05  4:34  4:26   計 16:05
演奏   A+    録音  91点

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