クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブラームス セレナード第1番 シュペリング(2005)

2017.01.08 (Sun)
シュペリングセレナード
シュペリング/カペラ・アウグスティナ(2005、CPO)は爽快な青春の歌。
私の好きな盤。

アンドレアス・シュペリング(1966~)が
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1996年に創設したピリオド団体カペラ・アウグスティナによる演奏。
ドイツの世界遺産ブリュールのアウグストゥスブルク宮殿を本拠とするオケ。
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本演奏のメンバー数は
1stVn=8、2ndVn=7、Vio=5、Vc=4、Kb=2、木管=8、金管=6、Tim=1の計41人。
通常のオケの半分程度だが、厚ぼったくならない響きが清冽で実にいい。
ハイティンク/コンセルトヘボウ盤のような巨大な響きとは全く違い
別の曲と思えるほど。

古楽器臭さをそれほど感じさず、青竹のようなピンと張った音が心地よい。
解釈は古楽器系が時に行う荒々しい差別化戦略とは無縁で真っ当。
晴れやかさは十分で25歳のブラームスの頭の中でなっていた音楽は
このような感じではないかと思わせる。

テンポは第3楽章などでたっぷり歌うので、第1楽章の反復省略しても
全曲で45分かかるが弛緩はなく自然。これもこのオケの音が新鮮だからだろう。

録音はケルンのStudio Stolbergerstrasseでのセッション。
広くはないがまろやかな中にも爽やかな空気感があり好ましい。
伸びも問題ない。

10:08  7:28  15:40  3:38  2:33  5:34   計  45:01
演奏    S    録音  94点

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