クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブラームス セレナード第1番 A・デイヴィス(98)

2017.01.04 (Wed)
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A・デイヴィス/ストックホルムフィル(98、FINLANDIA)は組み合わせが良い。
スウエーデンのステンハマー作曲の素敵な「セレナーデ」との併録。
一枚で2度おいしい。
北欧の白夜のもとでのひんやりした空気と
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北ドイツのトイトブルグの森や高原の香りを感じる。
Teutoburger Wald
演奏・録音も申し分なく英グラモフォン誌のクリティック・チョイスとなった。

演奏は流れがよく過度にロマンティックにもならないさらりとしたもの。
ちょっと長く感じる第3楽章アダージョを10分台で切り上げるなど情緒に溺れない。
また、シンフォニックなところは盛り上げるがこれまた粗くない。
両端楽章は動感がありよい。

全体は如何にも英国指揮者っぽいバランスを感じる。
アンドリュー・デイヴィス(1944~)はどの演奏を聴いてもそんな印象。
従って交響曲などでは食い足りないこともあるのだが、こうした曲ではいい。
そしてステンハンマーとブラームスを並置してくれたことに感謝。
Sir Andrew Frank Davis

録音は本拠地ストックホルム・コンサートホールでのセッション。
ホールトーンは適度に入るがフィンランディア・レーベルらしい音作りで
スッと細身で量感は多くない。
響きはひんやり綺麗だが弦のフォルテに膨らみがあればなおよし。

12:32  7:03  10:51  4:06  2:33  5:25   計 42:30
演奏    A    録音  91点

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