クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番 グラフマン(66)

2016.12.25 (Sun)
グラフマン&セル
グラフマン(p)/セル/クリーヴランド管弦楽団(66、SONY)は完璧なオケにジャジーなピアノ。
この曲に初めて接したのはこの演奏ではないか。
協奏曲第3番とのカップリングだったが、第1番のかっこよさの方に痺れた。

グラフマン(Gary Graffman 1928~)はNY生まれのアメリカのピアニスト。
Graffman.jpg
カーティス音楽院卒。この曲を聴いているとメロディの崩し方や諧謔をあまり露骨に
しないなど、先入観かもしれないが、ジャズテイストな雰囲気を感じる。
ガツンガツンと叩きつけることなく綺麗に弾いていく。

一方オケは荒々しさを強調することなく端正なのだが、ここぞとなれば
ぐいぐい追い込んでいく。
両者ともに力で押し切るタイプではない。
従って第2楽章の静謐な美しさが映える。

録音はセヴェランス・ホールでのセッション。
十分の広さを持ってつまりはないがやはり経年は否めない。
ピアノは適度な距離感でオケも至近ではなくスケール感があるが
鮮明さがもう一歩。
但し、LPで聴いていた時はもっと鮮度があったような気もするが、
記憶の美化かもしれない。

6:44  3:45  4:41   形 15:10
演奏   A   録音  86点

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