クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番 ガブリーロフ(77)

2016.12.24 (Sat)
ガブリロフラトル
ガブリーロフ(p)/ラトル/ロンドン交響楽団(77、EMI)は若気の快速。
プロコフィエフ(1891~1953)がサンクトペテルブルグ音楽院に在学中の21歳、
1912年に作曲された天才の証明の曲。反発とロマンがないまぜになる。
それをガブリーロフ、ラトル共に1955年生まれの録音時22歳のコンビが駆ける。
ガブリーロフ若きラトル

第1楽章冒頭の3つのフォルテからすでに走り出す。重みはない。
とにかくピアノが転がる。技巧は抜群だがこの楽章のもつ凄味に欠ける。

第2楽章の憂鬱もかなりすっ飛ばす。オケは熱を込める。

終楽章は前にのめる。
若さが出ているといえばいえるがこの曲が持つ不穏な雰囲気が無くバリバリ。
ガブリーロフはリストやラフマニノフ、そしてプロコフィエフを得意とする。
どちらかといえばテクニシャン系のイメージ。ラトルも若かった。

録音はアビーロード・スタジオ1でのアナログ・セッション。
EMI+アビーロードとくれば想像がつく。
ピアノはよくとれているが、オケが平板で奥行き、
鮮明度にかける。ヒスも残る。

6:08  3:53  3:58   形 13:59
演奏   A-   録音  87点

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