クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ビゼー 交響曲第1番 オーマンディ(74)

2016.12.12 (Mon)
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オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(74、RCA)は重厚バレエ音楽。
終始ゆったりしたテンポで優雅だが重い舞踏が続く。
爽快な青春を感じさせるものではない。まったりロマン。
タイムだけ見ると分からないが前後楽章でリピートを省略しているので実はかなり遅い。

第1楽章息せき切って走ることはなく、とにかく大きく進む。VIVO感はない。

第2楽章も保有盤最長。夢見心地のダンス。これは美しい。
フランス的というよりロシアを感じさせる。

第3楽章や終楽章はシンフォニック。リズムは重めでテンポは遅い。
先に進もうとするオケを指揮者が制しているように感じる。
プロデューサーがもう少し速く演奏した方がいいのではないかとの
異例の申し入れを拒絶したいわくつきの演奏。

振付師バランシンが「水晶宮」として全楽章を忠実にバレエ化したが
このテンポならぽっちゃり系のダンサーも踊れる。
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録音はフィラデルフィア・スコティッシュ・ライト・カテドラルでのセッション。
RCAのこの時期のフィラデルフィアの録音はイマイチ。
弦の音が美しくなく分離、伸びが足りない。

8:09  10:35  5:39  6:37   計 31:00
演奏   重A-     録音   86点

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