クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

コダーイ ガランタ舞曲 I.フィッシャー(98)

2016.12.10 (Sat)
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I.フィッシャー/ブダペスト祝祭管弦楽団(98、PHILIPS)はニューエイジの歌うガランタ。
イヴァン・フィッシャー(1951~)は
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ハイドン交響曲全集を録音したアダム・フィッシャー(1949~)
ADAM
の弟。
印象ではイヴァンのほうが積極的でメリハリの効いた音づくり。

このオケはイヴァンとコチシュで創設されイヴァンは音楽監督を務める。
さて、この演奏だが古いタイプのハンガリー系のこてこて系演奏とは違う。
ぎっこんばったんアゴーギクではなく美しいハーモニーを聴かせ
その中にしっかり民族色を埋め込む。その点でデュトワとは違う。
言葉では伝えられないが、弦に独特の切なさが浮かぶ。
緩急はしっかりつくが移行はスムーズにされる。
終結にかけての金管の飛び出しも気持ちがこもる。
このオケは常設になってからの時間は短いが非常に優秀と思われる。

なお、このCDは歌劇『ハーリ・ヤーノシュ』より管弦楽抜粋など
普通では聞けない音楽がいくつも入っている。
そちらは一層ハンガリーだ。

録音はブダペストのイタリアン・インスティチュートでのセッション。
Fesztiválzenekar
石造り風の響きのいい音。伸びは素晴らしく明るく輝かしい。高域が輝く。

15:48
演奏  新A+    録音  95点

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