クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

コダーイ ガランタ舞曲 シュワルツ(89)

2016.12.05 (Mon)
シュワルツコダーイ
シュワルツ/シアトル交響楽団(89,NAXOS)はメルヘンとメランコリック。
G・シュワルツ(1947~)はオーストリア人を両親に持つアメリカ生育の指揮者で
トランペットの名手。その彼が手兵となぜコダーイなのかは不明。
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彼らしい客観性を持ちながら血も涙もある演奏。
細部まで非常に丁寧でポルタメントやささやかなアゴーギクが見られる。
アメリカらしく色調は明るい。ダンス場面ごとの緩急はかなり付く。
が、勢いだけで押し切らないので各楽器の鳴りが非常によくわかる。
センス良くこの曲の新たな美しさに気づかせてくれる。
この曲はハンガリー勢でなくてもやれる。
(厳密にはガランタ地域は現在スロヴァキア。しかし過去にはハンガリーに
属したこともあり、コダーイも子供のころここで過ごした)

録音はシアトル・センター・オペラハウスでのセッション。
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冒頭のチェロが左斜めから聞こえてくるので両翼配置だと気づく。
鮮明さはほどほど適度な距離感を持って綺麗に広がる。
溶け合いのある響き。

16:59
演奏  A+   録音  91点

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