クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ファリャ 三角帽子 ムーティ(79)

2016.11.23 (Wed)
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ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団(79、EMI)は破竹の勢い。
全曲盤でないのが残念だが、この頃のムーティがしっかり刻印されている。
全編速いテンポながらアクセントは明快で表情もきっちり。
そして眩いばかりの終結。問答無用の切れ込みはまさに若武者。
バレエ音楽としてよりも劇的でスリリングなオペラを聴く感じ。
ムーティ
ムーティ(1941~)はこのオケの音楽監督を1980~92年務めオーマンディの
栄光を継承した。この録音は1979年12月首席客演指揮者の時のもの。
まさにこの楽団との関係の順調さを示すものとなった。
ムーティがもっと続けてくれていたら、フィラが破綻なんてことはなかっただろう。

録音はフィラデルフィアの”オールド・メット”でのアナログセッション。
大きさ十分のホールだが、溶け合いよりも筋肉質でスリムな音。
奥行きがイマイチなのはEMIだから仕方ないがこの演奏の勢いはよく伝える。

組曲
2:24  3:34  3:50  3:11  3:02  5:52  計 21:53
演奏   眩A+    録音  90点

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