クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

グレインジャー 戦士たち コーポロン(2001)

2016.11.10 (Thu)
グレインジャーコーポロン
コーポロン/昭和ウインド・シンフォニー(2001、CAFUA)は吹奏楽版(編曲:フランク・パジョン)。
グレインジャーはブラス・バンドが盛んな英国で活躍したこともあって吹奏楽曲を多数作っている。
この曲はフル・オケ用に作曲されているが、吹奏楽的にも魅力があるので編曲されている。

本盤は、この分野の権威のコーポロンを招いてこの吹奏楽版の日本初演をした時の記録。
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この編曲版は海外ではすでに音盤となっている。

さて演奏だが一流のプロのフル・オケと比べるのは酷。
この曲はパーカッションと管が異常に活躍するが、やはりそれは弦の支えがあって
雄大さが出ることがわかる。これは仕方ない。
また、初演ということもあってか(海外盤に比べて)やや安全運転気味。

ただ、そうしたことを捨象してこの編曲・演奏を楽しむ。
さすれば金管や木管に打楽器がむき出しになりキラキラが強調される。
そして最後はド迫力だ。愉しい。
学生主体と思われるが実演に接していたら彼らの精一杯の
輝かしい演奏にウルウルしたはずだ。
とにかくフル・オケでやるには非常なコストと手間のかかるこの曲。
なかなか実演に接することは難しそうだ。
となれば、日本の高度な吹奏楽でどんどん取り上げていってほしいものだ。

録音は昭和音楽大学吹奏楽部 第2回演奏会2001年6月25日
オペラシティコンサートホールにてライブ収録。
HDCD仕様で生々しい音と空間がとらえられている。
コーポロン&昭和WIND

20:24
演奏   吹   録音  93点

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