クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューベルト ピアノ・ソナタ第21番D.960 ヴュルツ(2000)

2016.11.03 (Thu)
クララヴュルツ21
ヴュルツ(2000、Brilliant)は結構好き。スッと入ってきて癒される。
クララ・ヴュルツ(Klára Würtz 1965~)はブダペスト生まれのピアニストで
ブリリアントレーベルでの録音が多い。
この人の特徴は音が綺麗で重くならないこと、そして解釈に恣意性が少ないこと。
それが好み。

このシューベルトなどとってみても大家の演奏は意志や意識が強く出ることが多いが、
ヴュルツはそうしたものが殆ど感じられない。
これをよしとするかどうかは好みがあろうが、この曲などただでさえ沈鬱なので
こうした綺麗で丁寧な演奏に出会うとホッとする。
深みが足りないといわれそうだが、自己主張を抑えた分、儚さが滲み出る。

録音はオランダ・デーフェンターのRemonstrantse Gemeenteでのセッション。
imageRemonstrantse Gemeente Deventer
ピアノ独奏の再現に適した小ホールと思われる。
音の伸びなど十分でむき出しでない綺麗な音。

21:39  9:42  4:00  8:31   計 43:52
演奏   A+    録音  93点

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