クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ベートーヴェン 交響曲第6番 ワルター(46)

2016.10.03 (Mon)
ワルター田園46
ワルター/フィラデルフィア管弦楽団(46、Columbia) はスッキリ・さっぱり。
ワルターの田園は36年のウィーンフィル盤(SP)、46年の本盤、58年のステレオ盤が有名。
ワルターはモノラル時代に米コロンビアにベートーヴェン交響曲全曲録音をしているが、
「田園」だけはフィラデルフィア管で後はNYP。

演奏は38分半という速めのテンポでかける。
ウィーン盤も基本は速いテンポだが表現意欲が旺盛で微妙にテンポが変化するのに対し、
こちらはもっとストレート。終楽章までは溜めや個性的アゴーギクは見られないが、
最後に来て情感がどっと出る。
べとつきなく好きな演奏だが、これならきらきら感のあるステレオ盤がいい。
弦の厚みはこちらの方があるが、これまたコロンビア響の軽い音が私の好み。

なお、ウィーン盤については音の古さと表現の濃厚さが
今の私にはハードル。

録音はフィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージックでのセッション。
モノラル故に全体がくすんでいるが、音は悪くない。
響きの量は少なく、ウィーン盤の方がホールトーンが入っている。

9:03  11:49  5:09  3:18  9:10  計 38:29
演奏   A-    録音  75点

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