クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ベートーヴェン 交響曲第6番 カラヤン(76)

2016.10.01 (Sat)
karajan1976 6
カラヤン/ベルリンフィル(76、DG)はカラヤン音響の完成。
カラヤン4回のベートーヴェン交響曲全集のうちの3回目。
各交響曲のナンバーを立体的にあしらった特徴あるLPジャケットだった。

演奏は流麗と弱音を極めながら流線型の進行。
嵐では激烈パンチ。
終楽章は思わぬホルンの強奏も含めて感興が隆起し実に壮麗。

62年盤の延長線だがより洗練度が高い。
82年盤になるとはそれこそデジタル臭のする演奏になってしまうが・・・。
全盛期の美と力のカラヤン/ベルリンの鉄壁のコンビがここにいる。

この時、ローター・コッホ(オーボエ)、カール・ライスター(クラリネット)、
ザイフェルト(ホルン)、フルートはツェラーやブラウ(一説ではゴールウェイ参画)
などスター軍団もそろえて第2楽章ソロなどで活躍する。

テンポはここでも一貫して速いが音楽が息づいているので不自然ではない。
なお、カラヤンはこの録音だけ第3楽章のリピートをしている。

録音はフィルハーモニーでのアナログ・セッション。
DGらしい溶け合いを重視した音。
この場所の録音はややもすると肥大化を感じるが巧くまとめている。

9:02  11:22  5:29  3:29  8:34 計 37:56
演奏 A     録音 89 点

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