クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ベートーヴェン 交響曲第6番 カラヤン(62)

2016.09.30 (Fri)
カラヤン全集
カラヤン/ベルリンフィル(62、DG)は美麗。
カラヤンのステレオ初のベートーヴェン全集の一枚。
この全集は日本で猛烈にヒットした。
クラシックのファンでなくとも教養ある家庭にはこの全集のLPが
ブリタニカの百科事典とともに書棚に鎮座していた。

カラヤン4回の「田園」録音の中で一番メロウ。
終楽章冒頭の弦のか細い震えなど大いに女々しい。
それがベルリンフィルの地鳴りのような「嵐」の後だから劇的だ。
第2楽章最後のカッコウ表情などもこの盤が一番表情をつけている。

ただ、全体的には第3楽章のリピートの有無を除けば76年盤と同じ印象。
とするならば76年盤の方が録音の鮮度が上がっている分、
カラヤンの「田園」としてはそちらを優位に置きたい。

録音はベルリン・イエス・キリスト教会でのセッション。
当方保有はCD化初期の盤で静音部ではヒスは残る。
最新リマスターではもっと音がよくなっているかも。
このころのDGの音はいぶし銀系で当時の米系の鮮烈さはない。

8:57  11:32  3:02  3:25  8:46   計 35:42
演奏  A-    録音 85点
 

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