クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ベートーヴェン 交響曲第6番 ホグウッド(87)

2016.09.22 (Thu)
ホグウッド田園
ホグウッド/エンシェント室内管弦楽団(87、L'Oiseau-Lyre)は真面目で明快。
速いテンポでアクセントもそこそこにつけながら進む。
このコンビの音は濁りがないので好きだがここでも清らか。
この後の個性派演奏に比すると学究的と受け取られるかもしれないが、
英国らしいジェントルで知的な雰囲気。奇抜さや下品さは微塵もない。
これはまさにホグウッド(1941~2014)の個性。
Christopher20Hogwood.jpg

第1楽章は「田舎に着いた時ののんびりした気分」ではなく
これからどこかに出かけるウキウキ感がある。
これはメトロノーム♪66の指定による速さのみでなく、リズムの弾みによる。

後半3楽章はピリオド楽器の独自の音色が活躍する。
嵐は当然、現代フルオケのボリュームはないが、ずっとこちらの方が
自然音に近い。そして溌剌としながら健全で気持ちがよい終結を迎える。

録音はウォルサムストウ・タウンホールでのセッション。
適度な響きを持ちながらも各楽器を捉えた上品な録音。

10:26  12:18  4:52  3:46  9:44   計 41:06
演奏 A   録音 91点

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