クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

バルトーク 管弦楽のための協奏曲 ショルティ(81)

2016.08.12 (Fri)
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ショルティ/シカゴ交響楽団(81、DECCA)は男だ。
いかにもショルティらしい剛直で押しの強い音楽。速めのテンポで紋切り型。
常にパワーを秘めておりいざというときに全解放する。
楽器は全てフォルテで鳴っており単細胞的といわれるかもしれない。
もう少しリリシズムとか歌わせてとか(ex第4楽章)注文はつきそう。
だが、恥も外聞もなく守備一貫しており迷いはない。
実にかっこいい。
何度も聴くと、飽きてきそうだが、何度も聴かなければよい。
80年代前半、このコンビは黄金時代を迎えていた。懐かしい。
とにかく、デジタル初期に送り出されたこのコンビの録音
(exマーラーなど)は強烈な輝きを放っていた。
Solti_Decca.jpg

録音はメディナ・テンプルでのセッション。
デジタル初期でその威力を誇示するかのごとく分解能は抜群。
引き締まった低弦から輝くラッパまでオンマイクで捉えてどうだ的呈示。
今の録音はもうすこしこなれているが当時はこれにたまげたものだ。

9:03  6:09  6:33  4:04  9:35   計 35:24
演奏   A+    録音 91点

コメント

強面のショルティ
いつも楽しくよませてもらっています。このショルティの写真、結構いろんなとこで目にしますけど、すごいですよね、獰猛そうで笑 実際は紳士的な人だといいますけど。
ハンガリーの指揮者
らむね様
ご覧いただきありがとうございます。
ショルティの音楽づくりも晩年はずいぶん優しくなりましたね(それが面白かったかは別ですが)。
それにしても指揮者大国ハンガリー。ニキシュに始まりライナー、セル、ドラティ、オーマンディ、リヒター、スワロフスキー、フリッチャイ・・。なかなかうるさそうな面々です。

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