クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

バルトーク 管弦楽のための協奏曲 メータ(75)

2016.08.08 (Mon)
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メータ/イスラエルフィル(75、DECCA)はごちゃまぜ。
独自の刻印をする意欲が出たり、淡々といったり。
剛直一本ではなくロマン的に揺れる。
ややつかみどころがない演奏との印象。

この盤は英国で録音されているが、
メータはロスフィル在任中の68年にイスラエルフィルの音楽顧問と
なっており、このオケとツアー中に録音されたものではないか。

また、メータはこの曲を77年手兵ロスフィルと87年にベルリンフィルとも録音しているし、
ウィーンフィルとの来日時にもやってる。結構好きな曲なのだろう。

第1楽章は少し粘りを持ち音楽を伸縮させ表情豊か。
イスラエルの弦は好調。後半にかけては勢いよく進行。

第2楽章はスッキリと進行。小太鼓は硬質で乾いた音。ちょっと肩透かし。

第3楽章は緊張感がある。

第4楽章は指揮者の唸りを伴い高潮。

終楽章は冒頭が面白い。
スピードスタートではなく、弦がざわざわ徐々に終結しながら一丸となる。
その後も一直線でなく緩急取り混ぜて行く。
結構合わせるのが難しそうなテンポ。
しかし最後は割とあっさり。
ツアーでお疲れ?

mehtaタイム

録音はロンドン・キングスウェイホールでのセッション。
少し距離感のある音。
DECCA最上の録音とは言えないと思うが当時の水準はいっている。

9:33  6:19  6:58  4:24  9:36   計 36:50
演奏    A    録音  88点

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