クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

バルトーク 管弦楽のための協奏曲 バーンスタイン(59)

2016.08.04 (Thu)
bartok-bernstein.jpg
バーンスタイン/ニューヨークフィル(59、SONY)は彼にしては平板。
楽章間の表現の対比や協奏曲的面白さがなく溌剌感がない。
全体的にロマンティックな表現でハンガリー系のスパッとした雰囲気と違う。

第1楽章はハープを際立たせ抒情的。
第2楽章の「対の遊び」も生き生き感より優しい表現。
第3楽章もゆっくりしたテンポ。テヌート多用型。
第4楽章もとても優しい。
終楽章になると生気を出す。どうしたことか、この楽章はスリル満点。
最後の見得の切り方はバーンスタインだ。

なお、バーンスタインこの後この曲を再録音していない。
彼はバルトークが不得意だったのかというとそうではない。
「2台のピアノ、打楽器、管弦楽のための協奏曲」はリズム感抜群の超名演。

録音はニューヨークのセント・ジョージホテル・ボールルームでのセッション。
セントジョージホテル
このコンビのステレオ録音初期にはよくつかわれた場所。
それなりの空間はあり悪くはない。
但し、今回聴き直した盤は「黄金時代のバーンスタイン」という国内初出CD(91)。
意欲的に当時未出のバーンスタインを発掘してくれていたシリーズだが
残念ながら、この一連のものはリマスターは残念ながらよくない。
私が聴いていたLP盤より明らかに鮮度が落ち編集も雑。
輸入盤の新しいリマスターの方がよいはず。

10:28  6:49  8:07  4:36  9:22 計  39:22
演奏  A-    録音  85点

コメント

No title
2014年発売の80枚組の輸入盤BOXで保有していますが、いい音です。
このBOXは全体的にマスタリングが良い気がします。
マーラーなどはCD初期よりも後発CDの方が良いという意見が多いようです
(ワルターと真逆)。
演奏はバーンスタインとしては抑制がかかっており
ゴリゴリ系の演奏ではないですね。
録音
影の王子様
情報ありがとうございます。
やはりそうですか。こんなもどかしい音ではなかったと思ってストレス感じていました。結構好きな演奏だったので。
買い直そうかな・・・。
No title
1998年の1枚モノの輸入盤ですとAmazonで中古540円でありました。

クラシック-「バーンスタイン バルトーク」で出ます。

新品は「足元みてる」値段ですが・・・

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