クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

コープランド アパラチアの春 スタインバーグ(67)

2016.07.01 (Fri)
steinberug copland
スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(67、MCA)はスタイリッシュなビート。

ウィリアム・スタインバーグ(William Steinberg, 1899年~1978年)は、
ユダヤ系ドイツ人の指揮者だが結構レパートリーは広い。
戦後アメリカで活躍したのでスタインベルグでなくスタインバーグ。
William_Steinberg_1969.jpg

息子のピンカス・スタインバーグも指揮者でN響に来ている

私はこの指揮者のホルスト「惑星」を聴いてそのソリッドな迫力に魅了された。
その他の演奏を聴いてもスタインバーグはなんか格好いいと感じた。

その要因がこの演奏を聴いてわかった。
それは独自の「ビート」感。
この演奏の11:40頃から始まる舞踏の場面。
スピードに乗るのだが、それ以上にすごいのが脈動・躍動。
リズムに乗ってズンズン。指揮者の見かけによらず、超ノリノリ。
アンサンブルを整えるよりも「動」を優先する。

これは先述の「惑星」冒頭の「火星」を聴いても感じること。
この指揮者、テンポは基本的に速めで情感豊かというわけではないが
この脈が聴き手を動かすのだ。

終結に至る場面で「Simple Gifts」が壮大に戻る場面でもアクセントが
ンチャ・ンチャ刻まれる。
1945年組曲版だが、保有盤最短の演奏時間。

録音場所は不明のセッション収録。
残響は少し加えているかもしれないが、ヌケよく広い空間で鳴る感じ。
年代を若干感じるが、聴きやすい音にリマスタ。

22:07
演奏 脈A    録音  87点

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