クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

コープランド アパラチアの春 フィッシャー(2001)

2016.06.27 (Mon)
BBCコープランド
フィッシャー/アルスター管弦楽団(2001、BBC)はローカル色。

今世界を震撼させている"イギリス"のオケの演奏。
だがニュースを見ていてもイングランドvsスコットランド的図式で
このオケの本拠地北アイルランドの話題は埋もれがち。

イギリスの正式名称はUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland。
イングランド、ウェールズ、スコットランドと北アイルランドの統合総称。
その北アイルランドは、アイルランド島のアルスター地方の9つの州のうち
イギリス統治の6つの州を指すという。なんだか非常にややこしい。
イギリス

アルスター管弦楽団は北アイルランドのベルファストが本拠なので
上述の通りイギリスのオケとなる。1966年設立で今年が50周年。
私は北アイルランド出身のハミルトン・ハーティのアイルランド交響曲
(トムソン指揮、1980年録音)のシャンドス盤がこのオケとの出会いだったと思う。
トムソンハーティ
非常に穏やかな印象を受けたのでこの「アパラチアの春」も合うのではないかと思った。
真性のライブということもあり演奏上の粗はのこるが非常にこじんまりとした演奏。
よく言えばローカル色が出ていて日常の幸せな演奏会を聴きに来た感じ。

指揮者ティエリー・フィッシャー(Thierry Fischer, 1957~)はスイス出身の
オーレル・ニコレ門下のフルーティストから指揮に転向した人。
英国および米国で活躍中で名古屋フィルの常任指揮者でもあった。
yjimage.jpg

録音はアルスター・ホールでのライブ。
ULSTER_HALL.jpg
このホールはシューボックス型でセッション録音の場合結構な残響がある、
ように思える(シャンドス録音は残響付加している?)。
ここでは聴衆が入っているのでそこまで響きは多くない。
BBCの放送用録音的なもの。

25:07
演奏 B+   録音  87点

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